カメラ選びとマウントアダプター |
このサイトではミラーレス一眼とオールドレンズの組み合わせで楽しむ方法をご紹介します。
カメラもレンズも価格はピンキリですがこのサイトではお手ごろな中古カメラと「一万円以内で購入できるレンズ」をメインに紹介したいと思います。
SONY NEX3/NEX5 | |
OLYMPUS PEN Lite E-PL | |
CANON EOS M | |
Panasonic DMC-GF1 |
SONY
NEX3/5シリーズ |
![]() NEX5/NEX3/NEX3 レンズ:HELIOS44/44M/44M-4 |
2010年に発売されたミラーレス一眼。
NEX3/NEX5共にAPS-C/1420万画素でISO200-12800まで対応。両機の一番の違いは動画撮影でNEX3はMPEG4形式1280×720/30pまで。
NEX5はAVCHD形式1920×1080/60iのフルハイビジョン。
グリップ部の形状はNEX5の方が少し大きくなっています。
つまりオールドレンズでの写真撮影には差がなく、どちらを選んでも大丈夫です。
NEX3/5シリーズの長所はファームウエアのアップデートを行うと後継機に搭載された「ピーキング」というマニュアルフォーカス撮影に最適な機能が使えるようになることでしょう。
2010年発売ですがオールドレンズ遊びに最適な後継機の機能が無料で追加できて非常に使いやすい機種になっています。
中古相場は2016年現在でカメラボディ(本体のみ)が8,000円~12,000円程度です。
現状でなるべく予算を抑えて、しかし本格的にオールドレンズ遊びを始めたい方には最適な機種ではないでしょうか?
オールドレンズ使用時の設定
多くのミラーレス一眼の初期設定はオートフォーカスのレンズを使用することが前提となっています。
そのままでオールドレンズを装着して撮影しようとしてもカメラがレンズ未装着のエラーと判断してしまいシャッターが反応ぜずに撮影できません。
NEXシリーズでも設定で「レンズなしのレリーズ」を許可する設定に変更しましょう。
ピーキング機能の追加
NEX3/5はSONYのホームページから更新ファイルダウンロードしてファームウェアのアップデートを行うことで後継機種で装備されたピーキングという機能を使えるようになります。
この機能はマニュアルフォーカス時にピントが合っている範囲を黄色や赤、白など好みで設定した色で強調表示してくれるというものです。
無料で追加できる機能ですから是非、アップデートしてオールドレンズでの撮影を楽しみましょう。
マウントアダプター
オールドレンズをNEX3/5に装着するには各レンズのマウント形状に合わせたマウントアダプターが必要となります。
NEXはEマウントという規格のマウントを採用していますので各レンズのマウント→Eマウントというマウントアダプターが必要となります。
![]() M42マウント → NEX(Eマウント) |
![]() L39マウント → NEX(Eマウント) |
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実際にNEXと各種オールドレンズで撮影したサンプル画像を多数用意しました。 |
OLYMPUS PEN Lite E-PL1 |
![]() PEN Lite E-PL-1 レンズ:HELIOS 44 ゼブラ |
2010年発売でM4/3(マイクロフォーサーズ)1230万画素でISO100-3200まで対応。
2016年現在、程度の良いカメラボディ(本体)の中古相場が5,000円~8,000円程度となっており、上手くいけばカメラとオールドレンズのセットでも1万円以内で入手可能という大変、安くて手軽にオールドレンズ遊びを始められる機種となっています。
NEXやEOS-Mに比べると液晶の精細さが少し悪くシビアなピント合わせには少々気を使います。
現状でとにかく予算を抑えて、手軽にオールドレンズ遊びを試してみたいという方には最適な機種ではないでしょうか?
マウントアダプター
オールドレンズをPEN E-PL1に装着するには各レンズのマウント形状に合わせたマウントアダプターが必要となります。
オリンパスのPENはM4/3(マイクロフォーサーズ)という規格のマウントを採用していますので各レンズのマウント→M4/3というマウントアダプターが必要となります。
![]() L39マウント → M4/3(マイクロフォーサーズマウント) |
![]() M42マウント → M4/3(マイクロフォーサーズマウント) |
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![]() |
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実際にPEN E-PL1と各種オールドレンズで撮影したサンプル画像を多数用意しました。 |
CANON EOS M |
![]() CANON EOS M レンズ:INDUSTAR-22 |
2012年発売でセンサーは一眼レフのEOS Kissシリーズと同じAPS-Cになります。
1800万画素でISO100-12800まで対応。
2016年現在、程度の良いカメラボディ(本体)の中古相場が10,000円~1,4000円程度となっており、発売時にボディが6万円前後だったのでお値打ち感があります。
ボディはとてもコンパクトで造りもカッチリとしており、液晶はタッチパネル採用でもとても見やすくピントも合わせやすくなっています。
このモデルの弱点としてオートフォーカスが遅いという声が多くあがっていますがマニュアルフォーカスしか使わないオールドレンズ遊びには関係ありません。
コンパクトなボディに本格的な機能を詰め込んだカメラです。
マウントアダプター
オールドレンズをEOS Mに装着するには各レンズのマウント形状に合わせたマウントアダプターが必要となります。
CANONのEOS MはMマウントという規格を採用していますので各レンズのマウント→Mマウントのアダプターが必要となります。
![]() L39マウント → Mマウント |
![]() M42マウント → Mマウント |
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実際にEOS Mと各種オールドレンズで撮影したサンプル画像を多数用意しました。 |
Panasonic |
LUMIX DMC-GF1 レンズ:INDUSTAR-61 L/Z |
2009年発売でM4/3(マイクロフォーサーズ)1210万画素でISO100-3200まで対応。
2016年現在、程度の良いカメラボディ(本体)の中古相場が5,000円~8,000円程度となっており、上手くいけばカメラとオールドレンズのセットでも1万円以内で入手可能という大変、手軽にオールドレンズ遊びを始められる機種となっています。
液晶があまり精細ではない為、シビアなピント合わせには少し気を使う必要がありますが、現状でとにかく予算を抑えて手軽にオールドレンズ遊びを始めてみたいという方には最適な機種ではないでしょうか?
マウントアダプター
オールドレンズをGF1に装着するには各レンズのマウント形状に合わせたマウントアダプターが必要となります。
パナソニックのGF1はM4/3(マイクロフォーサーズ)という規格のマウントを採用していますので各レンズのマウント→M4/3というマウントアダプターが必要となります。
![]() L39マウント → M4/3(マイクロフォーサーズマウント) |
![]() M42マウント → M4/3(マイクロフォーサーズマウント) |
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実際にGF1と各種オールドレンズで撮影したサンプル画像を多数用意しました。 |
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![]() 自動絞り機能の押しピンがあるレンズと押しピン対応アダプター
左が押しピン未対応。右が押しピン対応のマウントアダプター。 ネジの底の部分に押しピンに当たるように段差が設けられています。 |
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オールドレンズにはフィルムカメラ使用時にファインダーを覗いた時に暗くなり過ぎないようにシャッターを押した瞬間だけ絞りを機能させる自動絞り機能を持ったものがあります。
この機能は現在のデジタルカメラでは不要の機能であり、これを解除しないと撮影時に常に絞りが開放状態となってしまい、撮影に影響が出てしまいます。 これを回避するためにはレンズ装着時に押しピンを押した状態にしてくれるマウントアダプターが必要となります。 |
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