お手頃価格の【本物のカール・ツァイス】鷲の目 TESSAR 世界的に有名なドイツの工学メーカーであるカールツァイス社(Carl Zeiss)が1902年に開発したのが3群4枚のレンズ構成のテッサー(TESSAR)です。 どちらも本家本元!二つのカールツァイスが存在することによる混乱 カールツァイス社は第2次大戦終了後、ドイツの国家分断によって西ドイツのZeiss Opton(ツァイスオプトン)と東ドイツのCarl Zeiss jena(カールツァイスイエナ)に分かれてしまいます。 このページでは1940年代後半から登場したカールツァイスイエナのM42マウントモデルを紹介していきたいと思います。 バリエーションによる違い M42マウントのTessar 2.8/50 には主に4種類のバージョンがあり細かい仕様変更で更に多くのモデルが存在します。 最初のM42マウント 2.8/50 のテッサーは1940年代~50年代のアルミ鏡胴モデルから始まります。 50年代前期:【T】マークまたは【王】マーク(レンズコーティングを示す)有、Q1マーク(高品質を示す)有、絞りリングにライン有、プリセット絞り。 50年代中期:【T】マークのみあり(レンズコーティングを示す)有、Q1マーク(高品質を示す)有、絞りリングのライン無し、プリセット絞り。 50年代後期:【T】マークは無、Q1マーク有、絞りリングのライン無、筐体下部が大型化、自動絞り。 アルミ鏡胴の全モデルに共通して最短撮影距離が50cm 最小絞り値F16
60年代前期:黒鏡胴になりフォーカスリング部に合皮が巻かれている。
60年代後期:ゼブラ柄の鏡胴となる。自動絞り。
70年代:黒鏡胴となり西ドイツ製品との判別のために東ドイツ製を表す【DDR】が明記される。
新旧のJENA TESSAR 2.8/50を比較撮影 今回は50年代のアルミ鏡胴モデル(以降S/TESSARと表記)と70年代の黒鏡胴モデル(以降DDR/TESSARと表記)でテスト撮影を行いました。 |
CARL ZEISS JENA 新旧 TESSAR 2.8/50mm 比較撮影サンプル S/TESSAR=50年代アルミ鏡胴モデル DDR/TESSAR=70年代黒鏡胴モデル マイクロフォーサーズ |
- S/TESSAR F2.8
- DDR/TESSAR F2.8
- S/TESSAR F4
- DDR/TESSAR F4
- S/TESSAR F5.6
- DDR/TESSAR F5.6
- S/TESSAR F8
- DDR/TESSAR F8
- S/TESSAR F2.8
- DDR/TESSAR F2.8
- S/TESSAR F4
- DDR/TESSAR F4
- S/TESSAR F2.8
- DDR/TESSAR F2.8
- S/TESSAR F4
- DDR/TESSAR F4
- S/TESSAR F5.6
- DDR/TESSAR F5.6
- S/TESSAR F5.6
- DDR/TESSAR F5.6
CARL ZEISS JENA 新旧 TESSAR 2.8/50mm 撮影サンプル S/TESSAR=50年代アルミ鏡胴モデル DDR/TESSAR=70年代黒鏡胴モデル APS-C |
- S/TESSAR F2.8
- S/TESSAR F2.8
- S/TESSAR F2.8
- S/TESSAR F5.6
- S/TESSAR F2.8
- S/TESSAR F8
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