ドイツの名門マイヤーの血を受け継ぐ高性能レンズ PENTACON 50/1.8には主に3種類のバージョンがあり戦前からカールツァイス社最大のライバルとして君臨していたメイヤー社のOreston 1.8/50をベースに開発されています。 ※初期型の一部にはカール・ツァイス・イエナ社のPancolar 1.8/50をベースにしているモデルも少数ですが存在するようです。 左から順にPENTACON auto 1.8/50 マイヤーOrestonがベース 抜群の性能でありながらコストパフォーマンスに優れたレンズ 名門マイヤーの血を受け継ぐENTACON1.8/50は愛好家からはとても評価の高いモデルですが同じ東ドイツ製で抜群の知名度を誇るカールツァイスイエナの影に隠れて市場価格はそれほど高くありません。 また個性的な外見と予想外な高性能で人気を集めるロシア製レンズのおかげで更に影が薄い存在となっています。 F1.8開放ではやや荒く大きくボケますが一段絞るとグッと発色が濃くなりシャープになります。
初期型 初期型はメイヤー社のOreston 1.8/50の後期型の銘板がPENTACONに変更されただけのようです。 ※ツァイスイコン(ツァイスのカメラ部門)設立時に母体となったエネルマン社の社屋がエネルマン・タワーだった。 2型 初期型、2型の絞りは自動絞りですがボタンを押して絞りを有効にする事もできます。 初期型、2型の絞りはF1.8ーF2-F2.8となっています。 3型 3型は製造時期により色々なバージョンが存在します。
3型の絞りは自動絞り機構ですがオートとマニュアルの切り替えスイッチ付です。
F1.8開放ではやわらかくボケますが少し絞るとシャープで濃厚な発色になります。 最短撮影距離は33cmでかなり寄れます。 M42マウントのマウントアダプターが必要 ミラーレス一眼への装着にはM42から変換するマウントアダプターが必要となります。 |
PENTACON auto 1.8/50mm 2型 撮影サンプル マイクロフォーサーズ |
- F1.8 開放
- F2
- F2.8
- F4
- F5.6
- F8
PENTACON auto 1.8/50mm 3型 撮影サンプル APS-C |
- F1.8 開放
- F2.8
- Ff4
- F5.6
- F8
- 最短撮影33cm
- F1.8
- F2.8
- F4
- F5.6
- F8
- F1.8
- F5.6
PENTACON auto 1.8/50mm 3型 撮影サンプル マイクロフォーサーズ |
- f5.6
比較画像 PENTACON auto 1.8/50mm HELIOS44M 2/58 SMC Super Takumar 55/f1.8 |
- PENTACON50 f1.8
- HELIOS44M f2
- SMC Takumar 55 f1.8
- PENTACON50 f4
- HELIOS44M f4
- SMC Takumar 55 f4
- PENTACON50 f1.8 最短撮影
- HELIOS44M f2 最短撮影
- SMC Takumar 55 f1.8 最短撮影
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