予算一万円以内で楽しめるミラーレス一眼とオールドレンズをご紹介します!

レビュー Pentaflex-Color 2.8/50mm & Meyer optik Domiplan 2.8/50mm

(左)Domiplan (右)Pentaflex-Color
実際に並べて見比べれば名前が違うだけで中身は同一と判ります。

Pentaflex-Color 2.8/50mmはマイヤー社が旧ソ連体制の下でPENTACON公社に合併された際にDomiplan 2.8/50をPENTACONシリーズにリネームしたレンズです。
この時期に多くのマイヤーの技術がPENTACONシリーズに受け継がれました。

左から順にPENTACON auto 1.8/50 マイヤーOrestonがベース
Pentaflex-Color2.8/50 マイヤーDomiplanがベース
PENTACON auto 2.8/29 マイヤーOrestegonがベース
PENTACON 3.5/30 マイヤーLydithがベース

バブルボケで人気に火がついた廉価版レンズ

Pentaflexの造りはいかにも廉価版といった感じのチープ感があり海外のオークション市場でも大量に安価に取引されていました。
話は変わりオールドレンズ界では特徴的なバブルボケが発生し易いレンズとして60年代に製造を終えたマイヤーのTrioplanが話題になり中古価格が10万円近くまで高騰していました。
Trioplanの人気はどんどん高まり、遂には復刻版が再販されるまでに至りました。
このTrioplanには同じ系統にDiaplanやプロジェクター用レンズであるPentacon-AVなどがあり、これらをマウント改造やヘリコイド追加などをしてバブルボケするレンズとして販売する業者も現れました。
そんな中で更に注目を集めたのがそれまで大量に安価で取引されていたPentaflex-Color 2.8/50です。
このPentaflex2.8はマイヤー社のDomiplanがベースとなっており、このDomiplanはバブルボケで価格高騰したTrioplanの後継レンズだったのです。
つまりDomiplanとPentaflex2.8はバブルボケで有名なTrioplanと同系統の光学系を持っているのでバブルボケが発生する可能性が高いのですが、最短撮影距離が75cmと長い為、そのままでは大きなバブルボケが発生しやすいマクロ域を使った撮影ができません。
そこでヘリコイドアダプターやマクロリングを使用して撮影すると見事に高価なTrioplanやPentacon-AVなどの改造レンズと同等のバブルボケを写し出したのです。
しかもヘリコイド付きマウントアダプターを使用すればマクロ撮影時にも絞りを調整できますし通常はごく普通の50mm標準レンズとして撮影が出来ます。
こうして注目を集めたDomiplanとPentaflex-Colorは現在、海外のオークション市場でも価格が高騰して品薄状態が続いており、特にPentaflexは程度の良い物の入手が難しくなりつつあります。

高価なTrioplanや改造レンズと同等のバブルボケを写し出す廉価版レンズ

以前は海外では数千円で大量に流通していたPentaflexですが現在は価格が高騰(完動品2017年2月現在で1万円以上)で流通量も減ってレアな存在となっています。
それでもご先祖様のTrioplanや同系統の改造レンズよりは安価ですし普通のレンズとしても活用できることを考えれば非常に魅力的な存在だと言えます。
機会があれば是非、このチープで個性的なレンズを手に入れてください。

ヘリコイド付きマウントアダプターや接写リングを使用。
大きなバブルボケの発生し易いマクロ域の撮影が可能になります。
自動絞り機構つきで切り替えできませんのでマウントアダプターはピン押しタイプが必要です。

(上2枚)Domiplan2.8/50mmで撮影。
木漏れ日などの光源で2枚目の写真のようにバブルボケが発生します。

(上2枚)Pentaflex2.8/50mmで撮影。
高価なレンズと同等の綺麗なバブルボケが発生します。

接写リングよりも微調整が可能なヘリコイド付きマウントアダプターの使用をおススメします。

f2.8 開放

f5.6

f2.8開放ではソフトですが、それ以降ではシャープで濃厚な発色になります。
見た目はチープでもしっかりとマイヤーの血筋を受け継いでいると感じます。

M42マウントのマウントアダプターが必要

ミラーレス一眼への装着にはM42から変換するマウントアダプターが必要となります。

Domiplan 2.8/50mm 撮影サンプル

 

PENTACON PENTAFLEX-Color 2.8/50mm 撮影サンプル

 

 

 

 

カメラ選びとマウントアダプター に戻る

オールドレンズ紹介 に戻る

機種別撮影サンプル に戻る

TOPページ に戻る

PAGETOP
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.